写真とるの下手でちょっと黒く見えますが、 驚くほど「真っ白」な本です。ww
こんにちは。事件簿（@jikenbo_yutaka）です。
はじめての書評をします。
今回ボクが紹介する本は「１％の努力」です。
著者は、誰しも聞いたことがあるであろう
「２ちゃんねる」
その生みの親が「ひろゆき」こと、
西村博之氏です。
ボクはひろゆき氏の「賢くいこうぜ」が
前面に出ている感じがとても好きです。
あなたも一緒にひろゆき氏から良いところを盗んじゃいましょう。
目次
著者のプロフィール
本名：西村博之
1976年、神奈川県生まれ。
東京都に移り、中央大学へと進学。
在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。
1999年、インターネットの匿名掲示板
「２ちゃんねる」を開設し、
管理人になる。
2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に
就任し、「ニコニコ動画」を開始。
2009年に「２ちゃんねる」の譲渡を発表。
2015年、英語圏最大の匿名掲示板「４chan」
の管理人に。
2019年、「ペンギン村」をリリース。【１％の努力 ダイヤモンド社】
１％の努力って何？
エジソンの名言
「天才とは、1％のひらめきと99％の努力である」
これをあなたはどう解釈していますか？
初めて聞いたという方はちょっと考えてみて下さい。
どうでしょう？
しかし、著者はこう言っています。
これの真意をみんな誤解している。本当は、
「１％のひらめきがなければ、９９％の努力はムダになる」
ということを言った現実的な言葉だ。【１％の努力 ダイヤモンド社】
「ただ努力すればいい」
「頑張ればなんとかなる」
という思考の人は甘い。
そして、こういう人たちは「やり方」を変えないと言います。
ひらめき＝「目的」＝「１％」
つまり、ちゃんと目的（１％）を決めてから努力（９９％）しましょうって話です。
この本ではその目的をこう定めます。
目的は１つ。
死ぬまでの「幸せの総量」を増やすためだ。【１％の努力 ダイヤモンド社】
さぁ、１％の努力とは何か理解して頂けたでしょうか？
では、お聞きします。
あなたの幸せは何ですか？
『１％の努力』から得られるもの
この本には「７つのエピソード」と共に「４９もの思考の判断軸」が盛り込まれています。
４９とはいかないまでも、この判断軸を少しでも使えるようになれば
・あなたが「何を大切にしているのか」
・あなたの「生きやすい人生とは何か」
・目標を達成するための「やり方」と「サボり方」
これらの判断が「楽に」「正確に」出来るようになると思います。
誰でも努力の先に待っていたのが「絶望」
では嫌ですよね。
けど、現実に起こりうるんです。
そうならないためにはどうすればいいのか？
著者の「考え方」が参考になるはずです。
本の概要【キレイゴト抜きにすべてを語ろう】
著者は序文にてこう言います
ある成功者は「みんな頑張ろう。頑張れば
幸せになれるし、頑張らないと不幸になる」
と平然と言う。みんな頑張ったところで、
みんなが活躍できてたくさんのお金を稼げる
わけではない。努力以外に、能力が必要だ。
能力と努力が掛け合わされて、
初めて結果が出る。だから、
能力がない人はいくら努力してもムダになる。
【１％の努力 ダイヤモンド社】
努力だけではダメだとズバッと言ってくれています。
そして、とても気になるのは「能力」の部分です。
という人もおられると思います。
自分のできないことを受け入れながら、
ちょっとだけ考え方を変えるだけで
幸せになれる人もいる。
【１％の努力 ダイヤモンド社】
「能力がない」と気づけただけでも儲け物です。
「じゃあ、どうしよう？」という思考が出来るから。
その思考のアドバイスを７つのエピソードで語ってくれます。
どのエピソードも著者の体験を元に書かれており、
著者の体験とは
・幼少期の団地生活のこと
・１８歳の時に浪人をしたこと
・大学時代には「起業」と「アメリカ留学」したこと
・「２チャンネル」をどういう考えで作ったのか
・「ニコニコ動画」がどうやって誕生したのか
キレイゴト抜きで「人生をラクにする」方法を模索している。
そして、ボクたちに問いかけてきます。
「サボる才能はありますか？」と。
「働きアリ」では生きづらい。
「働かないアリ」であれと。
好きなことしながら「ワンチャン狙う」生活。
「ダラダラする」時間たっぷりの生活。
「１％の努力」という本には
それを手に入れる「考え方」がたっぷり詰まっています。
ボクに刺さったアドバイスを３つ紹介
ぶっちゃけると全てのアドバイスが「全部」刺さってます。笑
しかし、他の書評ブロガーさん達もたくさん紹介されているので、
他とはカブらないようにしました。
１）「片手はつねに空けておけ」 本書６０ページ〜
ヒマは全力で作っておいた方がいい。時間は余るものじゃない。作り出すものだ。
【１％の努力 ダイヤモンド社】
「時間がない」と嘆いている人は「自分の行動」を分析してみるべき。
そうすることで「時間を作る」という概念が生まれるから。
「努力で解決しよう」「頑張ればなんとかなる」と考えている人は、
つねに両手が塞がっていてチャンスを取り逃がす。
【１％の努力 ダイヤモンド社】
これボクです。
チャンスを取り逃がす代表です。
「頑張ればなんとかなる」＝「思考停止」だと思いませんか？
どんな事でも「方法」は一つではないはずです。
A地点からB地点まで「最速」で行きましょう。
徒歩？自動車？飛行機？または瞬間移動？
色々ありますよね。
「頑張ればなんとかなる」ではなく、
「もっといい方法はないかな？」と考えるようにするべきです。
その中に「チャンス」が転がっているような気がします。
チャンスを掴む練習より、
いつでも掴める状態にしておくことのほうが重要なのだ。
【１％の努力 ダイヤモンド社】
「ごもっとも」です。
あなたも「当たり前じゃん」と思ったのではないでしょうか。
でも、「今掴める状態ですか？」と聞かれたらどうです？
「両手」塞がってませんか？
「片手はつねに空けておけ」
是非「習慣」に取り入れましょう。
２）「好きなものは好き。だって好きだから」 本書１０５ページ〜
「何が好きか分からない」「好きなことが恥ずかしい」と言っている人は
人生のほとんどを損している。人生は有限だ。多くの時間を好きなことに
割いたほうがいい。誰に言われてなくても勝手にやっていること。
それを好きだと堂々としていれば別にいいのだ。
【１％の努力 ダイヤモンド社】
著者はゲームや映画を「ムダ」だと知っている上で
「好きだから」やっていると言っています。
ただ、「仕事にする」のはあまり良くないんだそうです。
世の中「バケモノ」だらけです。
「好き」と「能力」は別物。
これは頭に入れておいて損はないはずです。
自分の能力を活かせるとこで無双して、
好きなことを誰にも邪魔されずに好きなだけやる。
これがベストなんじゃないでしょうか。
（お金がかかるか、かからないかは別として）
３）「今日はなんの実験をしてみようかな？」 本書２２５ページ〜
仕事が面白いか、つまらないかは、自分の工夫次第でどうにでもなる。
１つテーマを決めて、結果を検証してみる。
それだけで、仕事はゲームのようになる。人生も同じだ。
【１％の努力 ダイヤモンド社】
「仕事がつまらない」と思っている人はこれをするべき。
自分だけが知っていて、誰にも邪魔されない「ミッション」
「ワクワク」しますよね。
この「ワクワク」はとても大事で
「行動しよう」となる「原動力」になると思います。
なんでも「やり方」次第だと思わせてくれる
アドバイスだと思いました。
まとめ
いかがだったでしょうか？
この「１％の努力」という本の
「１％」でも魅力を伝えられていれば幸いです。
ボクにとって「書評ブログ」は、
実際にボクが本を読み「楽しめて」
あなたにその本の面白さを「伝えられる」
「ボクだけのツール」となりそうです。
このツールを使えば
ボクの読書記録や、「伝える」練習になり
「ボクのためになる」＝「１％」
とても有意義なことになると感じたので
「どんどんやってワンチャン狙っていこう」＝「９９％」
と思いました。
そんなボクの方向性を見出せた
この本との出会いに「感謝」です。
さぁ、次はあなたの番です。
あなたにとっての「１％の努力」はなんなのか？
是非この本を手に取り「考えて」みてください。
おわり。
